
IELTSを初めて受けるけど、一体どんな感じなのかな?やっぱり相当難しいのかな?日本人と世界の平均点の差も知りたいな。
と、考えていませんか?
この記事を読むと:
・IELTS(アイエルツ)のテストの中身
・IELTS(アイエルツ)の試験の詳しい内容
・IELTS(アイエルツ)のテストの日本と世界の平均点
が、わかります。
ちなみにこの記事を書いている僕は、日本とニュージーランドでIELTSのテストを合計5回受けたことがあり、テスト対策もやってきたのでこのテストには熟知しています。ですので記事の信頼性は高いと思います。
1 英語の初心者が知っておきたいIELTS(アイエルツ)のテスト内容
テスト内容
IELTSには、留学を目的としたアカデミック・モジュールと、学業以外の英語のレベルチェックや移住を目的としたジェネラル・トレーニング・モジュールがあります。

テストは、 ライティング 、リーディング、リスニングとスピーキングの4つの技能を計ります。
IELTSは、試験日の午前中に筆記試験( ライティング 、 リーディング 、リスニング )が行われ、スピーキングは筆記試験と同日、もしくは翌日に実施されます。
Writing(ライティング)
✅Academic
Task 1 | グラフや表、図形を分析し、自分の言葉で客観的に説明します。また、物事の過程や手順の説明を問われることもあります。 |
Task2 | ある主張や問題についてエッセイを書きます。出題されるのは、大学や大学院に進学を予定している受験者もしくは就職を希望している受験者に適した一般的な題材です。 |
✅General
Task1 | 与えられた状況に合わせて情報を求めたり立場を説明する手紙を書きます。内容は個人的なものである場合もあれば、よりフォーマルな文体を求められる場合もあります。 |
Task2 | ある見解や議論、問題についてエッセーを書きます。アカデミック・ライティングのTask2ほど改まった文体は要求されません。 |
Reading(リーディング)
✅Academic
合計3つの長文が出題されます。文章は書籍、専門誌、雑誌、新聞などからの抜粋で、学術的なトピックに関して一般読者向けに書かれたものです。内容は大学や大学院に進学を予定している受験者もしくは就職を希望している受験者に適したものとなっています。文章は、描写文や事実を述べた文、色々な見解が書かれた文から物事を分析したものなど様々で、図形やグラフ、イラストなどが含まれる場合もあります。専門用語が使用されている場合は、簡単な注釈がつきます。 |
✅General
1 | 2~3つの短文が出題されます。短文は同じトピックを扱ったさらに短い6~8つの文(ホテルの広告など)で構成されることもあります。題材は英語圏での日常生活に関連したものです。 |
2 | 仕事に関連した2つの短文(仕事への応募、企業方針、給与や労働条件、職場環境、人材育成と研修など )が出題されます。 |
3 | 一般的なトピックを扱った比較的長めで複雑な文章が出題されます。 |
※どのセクションも、文章は実際の掲示や広告、企業ハンドブック 、公的文書、本、雑誌、新聞などからの抜粋です。
Listening(リスニング)
1 | 日常生活における2人の人物による会話(宿泊施設の予約など)です。 |
2 | 日常生活におけるモノローグ(地域の施設に関する描写、食事の手配に関する説明など)です。 |
3 | 教育の現場における複数(最大4名)の人物間(課題について話し合う大学の指導教官と生徒、研究計画について議論する学生など)の会話です。 |
4 | 学術的なテーマに関するモノローグ(大学の講義など )です。 |
※どのセクションも音声は一度しか聞くことができません。様々なネイティブスピーカーの声やアクセントが使用されます。
(Speaking)スピーキング
1 | 「自己紹介と日常生活に関する質問(4~5分)」 試験官が自己紹介をした後、受験者の名前を尋ね、パスポートを使って本人確認をします。その後、試験官から家族、仕事、勉強、趣味などの一般的な トピックについて質問されます。 |
2 | 「スピーチ(3~4分)」 試験官からトピックと言及すべきポイントが書かれたカードが渡されます。受験者には1分間の準備時間とメモを取るための鉛筆と紙が与えられます。その後、最大2分間のスピーチを行いスピーチの後には、試験官から同じトピックについて1~2つ質問されます。 |
3 | 「ディスカッション(4~5分)」 試験官から上記スピーチのトピックについて、より掘り下げた質問がされます。受験者はトピックについてより深く自分の考えを述べることができます。 |
テストの時間割
試験開始 | 9:00頃 |
---|---|
問題冊子・解答用紙配布 | 9:00〜9:20 |
ライティング(60分) | 9:20〜10:20 |
回答用紙・問題冊子回収、配布 | 10:20〜10:30 |
リーディング(60分) | 10:30〜11:30 |
回答用紙・問題冊子回収、配布 | 11:30~11:40 |
リスニング(40分) | 11:40〜12:20 |
回答用紙・問題冊子回収 | 12:20〜12:30 |
試験終了 | 12:30頃 |
※時間割は、当日の会場や運営状況により前後する場合があります。目安として、確認してください。
スピーキングテスト実施時間帯
- 2 Dayセッションの場合:9:30 ~ 19:30
- 1 Dayセッション、および東京、大阪以外の公開会場の場合: 13:00 ~ 19:30
2 IELTS(アイエルツ)の平均点とは?
結論は下の表をご覧ください。
✅Academic
Listening | Reading | Writing | Speaking | Overall | |
Japan | 5.91 | 6.09 | 5.41 | 5.59 | 5.81 |
✅General
Listening | Reading | Writing | Speaking | Overall | |
Japan | 5.86 | 5.53 | 5.39 | 5.71 | 5.68 |

そして次が世界の平均点になります。
✅Academic
Gender | Listening | Reading | Writing | Speaking | Overall |
Female | 6.26 | 6.18 | 5.66 | 5.97 | 6.08 |
Male | 6.17 | 6.02 | 5.55 | 5.88 | 5.97 |
✅General
Gender | Listening | Reading | Writing | Speaking | Overall |
Female | 6.66 | 6.27 | 6.15 | 6.62 | 6.49 |
Male | 6.62 | 6.25 | 6.05 | 6.57 | 6.44 |
多少差はありますが、もう少し勉強すれば全然世界に追いつくことは可能です。
と言ってますが、ちなみにこの数字はIELTSに一生懸命勉強した人達がほとんどという見方もあり、留学経験者が腕試しに受けている可能性も否定できないので、本当の平均点はもっと低いとも言われています。
もっと詳しく見たい方は下のリンクからアクセスできます。
まとめ:IELTSのテスト内容がわかったらまずはテストを受けてみよう♬
さて今回は、IELTSを初めて受けるけど、一体どんな感じなのかな?やっぱり相当難しいのかな?日本人と世界の平均点の差も知りたいな。 という方へ執筆してみました。
IELTSの試験内容と平均点が詳しくわかったところで、実際にテストを受けてみましょう♪
とはいえ、最初は緊張するので実際にIELTSのケンブリッジが出版している参考書から受けてみましょう。
実際の過去問テスト4回分受けられます。GeneralとAcademicはバラバラですので、好きな方もしくは両方やってみてください。
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