今回はそんな勘違いをしていらっしゃる方や、ITパスポートを受験しようか考えている方に記事をまとめていきます。何回も試験を受けて「金ドブ」しないようにしてください。(*‘ω‘ *)
✅本記事の内容
- ITパスポートとは何でしょう?
- ITパスポートの参考書はいらない?【結論100%必要です!】
- ITパスポート試験は難しい国家資格
- おすすめのITパスポートの参考書
✅本記事の信頼性
ちなみにこの記事を書いている僕は、つい先日ITパスポート試験を受け一発合格したので記事の信頼性は高いです。←一発(*‘ω‘ *)
それでは、ITパスポートについて紹介していきます。
ちなみに僕が参考書として購入しITパスポート試験に合格した参考書は【令和3年度】いちばんやさしいITパスポートです。(新しく令和5年度最新版が発売されました。)
【令和5年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
ITパスポートとは何でしょう?
まず初めにITパスポートを知らない方向けにサクッと解説します。
ITパスポートとは?
です。
つまり簡単に言うと、
「ITを利用するすべての人たちが備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」
です。
今の時代はもちろん、これから生きていくにはITの知識が必須になっているわけで、それらの知識を体系的に学べるということですね。
そして、そんな試験を合格するのに参考書はいらない。と言っている方が多いのですが、絶対参考書は必要です。
ITパスポートの参考書はいらない?【結論100%必要です!】
結論から言うと、タイトル通りITパスポートの試験勉強に参考書は必要です。
理由としては、以下。
- ITパスポート全体像を把握する必要性がある
- 受験費用がかかる
- ITパスポート試験は思っているより難しい
です。一つづつ説明しますね。
①ITパスポートの全体像を把握する必要性がある
ITパスポート=ITに関する知識。という認識で間違いはないですが、ITパスポートの試験範囲はかなり広いです。
何も知らない人が聞くと、ITのことに関するテクノロジー系のことだけ知っていればいいんでしょ?と思う方が多いです。
もちろん、ハードウェアやソフトウェアの知識、情報セキュリティ、ネットワーク、データベース、基礎理論とアルゴリズムは重要エリアですが、それらの問題は全体の半分にも及びません。
実は他にも大きく「ストラテジー系」と「マネジメント系」の2つに分けられ、これらの問題がテスト内容の半分以上を占めます。ちなみに
ストラテジー系に関して言えば、
- 企業活動
- 法務
- 経営戦略マネジメント
- 技術戦略マネジメント
- システム戦略
から問題が出され、
マネジメント系では、
- 開発技術
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメントとシステム監査
が出ます。
もっと掘り下げると、貸借対照表やキャッシュフロー、損益計算書を使った問題や、損益分岐点を求めなければならない計算問題、散布図やレーダーチャートといった、経営サイドからの設問も数多いです。
なので上記のように、試験範囲がものすごく広いので、しっかりと全体像を把握しなければなりません。
となると、参考書を読み全体像を簡単に把握できる参考書が必要です。
②ITパスポートの受験費用がかかる
これは当たり前かもしれませんが、iパス試験は無料で受験はできません。
2021年12月現在で、5700円(税込み)がかかり、2022年4月からは値上がりし7500円(税込み)がかかってきます。
追記(2022年4月24日):※7500円になりました。
「何回受験しても別に構いません」「お金ならいくらでも!」という方は別に構いませんが、それだと時間とお金の無駄です。
それに、参考書は大体1000円から2000円も払えば購入できてしまうので、1回落ちるくらいなら、参考書を購入したほうがよっぽど賢い選択です。
なので、1000円から2000円の投資をケチるのは辞めたほうが得策です。
③ITパスポート試験は思っているより難しい
「えっ、嘘でしょ?」っと思っている方も多いですが、ネット上に出回っている情報よりも実際の試験は難しいです。(僕が経験済み)
事実、ITパスポートの試験の合格率は約50%となっており、確かに他の国家資格と比べれば合格率は高いです。
例えば、司法書士、公認会計士、税理士などは毎年4%から20%くらいです。
ですが、反対のことを言えば50%の方が不合格という結末を迎えているということです。
「自分は大丈夫」と思って実際に試験に落ちている方は、二人に一人です。
なので、参考書を買ってきっちり勉強しないと受かりません。
ITパスポート試験は難しい国家資格【ITパスポートの参考書はいらない?】
ITパスポートの試験を受けるのに参考書を買って勉強したほうがいい理由は、既に述べたので、ここからは実際にITパスポートで痛い目に合っている人を紹介します。
僕の友人編
僕の友人はIT業界で20年以上経験されているベテランエンジニアです。
そして僕に「ITパスポートくらい受けてこい」「俺なんか余裕だ」とおっしゃいたので、試しに練習問題をやってもらいました。
すると結果は、、
6問中4問正解でした。(お試し問題に挑戦しました。)
そして友人から一言「思っていたより、かなり難しい。。。なめて試験したら落ちそうだな。。」
です。
ITパスポートの試験はITに精通している方でも、かなり難しいと思うのです。
一見ITパスポートは、初心者向けだから余裕だと思っている人でも、日々テクノロジーは進歩しているので昔の知識だけでは到底太刀打ちできません。
ベテランエンジニアであっても、普段は後輩の指導やマネージメントに時間をとられ、勉強している時間はないです。
そして、年々テクノロジーは変化していっているので、ハードな内容といっても過言ではないです。
試験会場にいた二人組
僕はつい先日ITパスポート試験を受けに会場に行ったのですが、そこで待合室にいた二人組の男性の会話を小耳にはさみました。
以下会話の内容。
- 男性A「いや~今回iパス受からないとヤバくね?」
- 男性B「確かに、2回既に落ちてるとか笑えない」
- 男性A「OOさん(←多分二人組の会社の社長の名前?)が試験費用負担してくれるって言ってたけど落ちた分は自腹だってさ。」
- 男性B「まーしょうがないな。こんなに難しいって知ってたらもっとテスト対策したのに。。。」
でした。
会話の内容からするに多分新米エンジニアの方が会社からとってこい。と指示が出たので嫌々試験会場に来ているという感じでした。
そして「余裕だろ」と思って試験を受けてみたら、不合格。
エンジニアの方でもITパスポートは簡単には受からないのです。
ps:二回も落ちるとか本当に笑えないですね。7500円x2がパーです。
※2022年4月から試験費用は7500円になりました。
ITパスポートの参考書購入のメリットとは?
さてここからは、ITパスポートの参考書購入のメリットを解説します。
ちなみに僕はこちら↑の参考書を購入してITパスポートを勉強し試験に合格しました。
理由は3つあります。以下。
- 体系的に学ぶことができる
- 辞書のようにパラパラめくれる
- 勉強効率が圧倒的に良い
です。では、次にそれぞれの理由を丁寧に説明していきますね。
メリットその①体系的に学ぶことができる
参考書購入の大きなメリットとは、「体系的に学ぶことができる」です。
どんな試験でもそうですが、この参考書はITパスポートの全体を通して、一つの視点だけにとらわれず、総合的に網羅することができ、スムーズに学ぶことができます。
過去問であれば、一問一問解いていき、点でしか理解ができません。
問われた文言の意味をその都度ひとつずつ覚えるしかなく、勉強効率は著しく悪いです。
加えて、関連用語などをまとめて効率よく覚えることは非常に難しいです。
ちゃんと参考書で全体像を把握し、順序よく流れで覚えていくことができる人と、過去問だけをやりつぎはぎだらけの浅はかな知識を持っている方、どちらが賢い勉強方法でしょうか?
IT初心者はもちろん、IT経験者であっても「なんとくなくで覚えている用語」ではなく、「体系的に学んだ用語」とでは、普段の生活だけではなく、仕事にも大きな影響をもたらします。
なので、しっかりとした総合的な知識をしっかりと蓄えるためにも、参考書を購入することをおすすめします。
メリットその②辞書のようにパラパラめくれる
参考書を使っての学習のメリットの2つ目は、「辞書のようパラパラめくれる」です。
一通り学んだと思っても、あとから過去問を解いていると「あれっ?何だっけ?」という経験はありませんか?
それもそのはず、人間は用語を1回で覚えることはできません。
いかなる勉強においても、何度も反復して継続することで知識というものは徐々に定着していきます。
そして、そんな「あれっ?何だっけ?」という時に、手元に参考書があればすぐに調べて思い出すことが可能になります。
もちろんネットで検索して調べることもできますが、YoutubeやSNSなどの誘惑に負け、気づいたら2時間経ってた。という経験がある人は多いはず。
その点、参考書であれば、さらっと参考書を開けば時間の無駄にはなりませんし、関連用語も一緒に思い出すことができますよね。
そして、人によりけりですが、「紙に書いてあるものを見る方が頭に残りやすい」ということもとてもいいポイントです。
僕が使用した「いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集」では、後ろのページに「重要用語総復習ページ」や「用語索引ページ」がついています。
わからない用語があったときにサラッと調べやすく、辞書的活用がしやすかったので、こちらをメリット②としました。
メリットその③勉強効率が圧倒的に良い
参考書購入のメリットの3つ目は、「勉強効率が圧倒的に良い」です。
メリットの1つ目と重複している部分もありますが、参考書を使うことで網羅的に学ぶことができ、ITパスポート試験にしっかり合格できる内容がきれいにまとめられています。
そして参考書があった方が、関連用語や間違いやすい用語なども網羅的に学ぶことができます。
かつ、項目ごとに学ぶことができるので、自分の知識がまだ定着していない部分がわかるので、時間を無駄にすることなく学ぶことができます。
ちなみに、僕が学習をした「いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集」では、イラストがたくさん盛り込まれているので初心者の方にもわかりやすく解説されています。
そういったイラストがたくさん盛り込まれていることで、記憶に定着しやすくイメージがしやすいです。
加えて、初歩の初歩から丁寧に解説してくれているので、インターネットで掲載されている専門的な堅苦しい説明よりもよっぽど理解しやすいです。
おすすめのITパスポートの参考書【ITパスポートの参考書はいらない?100%必要】
ということで、ここからはおすすめのITパスポートの参考書を紹介します。
落ちないように、しっかりと試験対策をしてから試験に臨みましょう。
①【令和5年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
ITパスポート合格した僕がオススメする参考書は【令和5年度】いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 (新試験シラバス5.0完全対応)です。
この本は僕が購入して実際にITパスポート試験に合格したので、この参考書があれば間違いなしです。
ちなみに解説だけしておくと、「ITパスポート」試験に、短期間で一発合格するための試験対策本です。「試験に合格すること」のみを目的に企画・構成されており、ITパスポート試験の内容を網羅しています。
ITの知識がゼロの方、ITパスポート未経験者や学生、新社会人の方々でも楽々に学習を進めることができるよう、初歩の初歩からとことん丁寧に解説されています。
また、「最短で確実に合格」するためのノウハウも含まれているので、ITパスポートの学習にはもってこいの内容となっています。
そしてこの本は、「ITパスポート試験に一発で合格したい人」「試験勉強を効率よく進めたい人」「ITの知識がない初心者の方々」「できるだけラクに合格したい人」向けとなっています。
ちなみにこの本では15章から成っており、どれもとても大切で勉強に無駄がありません。
以下まとめられている内容です。
- 序章 ITパスポート試験の概要と効果的な学習方法
- 第1章 企業活動
- 第2章 法務
- 第3章 経営戦略マネジメント
- 第4章 技術戦略マネジメント
- 第5章 システム戦略
- 第6章 開発技術
- 第7章 プロジェクトマネジメント
- 第8章 サービスマネジメントとシステム監査
- 第9章 基礎理論とアルゴリズム
- 第10章 コンピュータシステム
- 第11章 ハードウェア
- 第12章 ソフトウェア
- 第13章 データベース
- 第14章 ネットワーク
- 第15章 情報セキュリティ
- 付録 寝る前10分 & 試験直前に効果的! 重要用語を総復習!
全体像の把握から、過去問がいくつも掲載されているので、勉強すれば必ず受かると思います。
以下に実際に購入した方の口コミを紹介しますね。
購入者
テスト1週間前にこちらを購入し、3週パラパラと読み、過去問.comをとことんやってテストに臨んだ結果無事合格できました。ありがとうございます。
購入者
ITパスポートの参考書としては3冊目でしたが圧倒的にこれがわかりやすかった。ここまで違うのかと思いました。効率よく勉強したい方は是非!
ITパスポートは履歴書に書けないと他の方が書かれていますが、書かなくてもいいのです。知識の整理のためにも受験する価値はあると思いました。
購入者
赤系二色と黒の三色刷り赤シートに対応してシートも付属します。
550ページに迫る大冊ですが、各セクションの説明文がコンパクトにまとめられていて説明のあとにすぐ練習問題が配されているので初心者にありがちな、ただ読むだけの勉強による挫折というのは回避出来ると思います。
またテキスト部分には、ここが出る!というポイントがキャラ吹き出しで解説されていてノート併用で勉強する人は、ここを書き出すとポイント集が出来上がります。
文章も口語調なので、講義を受けているように進められるのも良いところですね
巻末には用語集と索引の二本立ての収録ありです!なのにこの価格。。。
ちょっとしたバーゲン価格ですよね内容、価格、進みの良さ!どこをみてもパーフェクトで気に入りました!
購入者
こちらの本を買って無事合格することができました!これからITパスポート試験を受験される方は必読書です!
ありがとうございました。
とても評判がよく多くの方からよい評価をもらっているので、「【令和5年度】いちばんやさしいITパスポート」は、購入して勉強したほうがよさそうですね。
何度もいいますが、僕もこちらの【令和5年度】いちばんやさしいITパスポートを買って勉強し一発合格したので、ぜひぜひおすすめです。
オンスクJP
僕はこのサービスは使いませんでしたが、最近オンスクは人気が出てきているようです。
参考書での勉強をぜひおすすめしますが、中には「本は苦手」「参考書は読んでいると眠くなる」という方もいらっしゃると思います。
そんな方は「オンスクJP」がおすすめです。
こちらはオンライン動画で勉強して理解を深めることができるので、本や活字が苦手という方に適しています。
まとめ:ITパスポートの参考書がいらないというのは嘘です
さて今回は、「ITパスポート試験は簡単らしいから参考書っていらないの?」「ITパスポートなんて馬鹿でも受かるんでしょ?」「ITパスポートの参考書を買うのはコスパが悪い」って本当なの?という方へ記事をまとめてみました。
いかがでしたか?
ITパスポートの試験は思っているよりかなり難しく、ITに精通している人間でも難しいと思う分野が多々あります。
「それでも僕は余裕だ!」という方は何も言いませんが、本に投資ができる人というのは、成功者に多くこのテストだけに限らず、今後もグイグイ成長していくことでしょう。
なので、1回2回落ちてお金を捨てるくらいなら、サクッと参考書を手にして効率よく勉強してみてください。
時間は有限です。
最後に、もしITパスポートには合格するだけではなく余裕をもって受かりたい、しっかりとしたIT知識を身につけたいという方はおすすめした参考書1冊をやるのではなく、オンスクと一緒にまとめてやってください。
僕は1冊しかやらなかったのですが、オンスクと共にやればより深いところまで理解が深まると思いますし、今後の人生でもきっと役に立つ知識を構築することができると思います。
それでは。早速行動してみてください。
ITパスポートの学習頑張ってくださいね(*^^)v
①【令和5年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
オンスクJP