今回はこういった方へ書いていきます。
ちなみにこの記事を書いている僕はニュージーランド歴8年でお酒大好きです。僕が飲んでとてもおいしかったビールやワインもありますし、実際にビール工場の見学に行ったこともあるので記事の信頼性は高いです。
ニュージーランドでお酒を満喫【知らなきゃ罰金2万円です】
結論から言うと「その辺で歩きながら飲むと罰金$250(2万円ほど)」です。
日本では会社やバイト帰りに飲みながら帰宅する人も見かけますがニュージーランドでやると一発アウトですね。
もちろん見つからなければいいのですが、罰金に関してはニュージーランドはうるさく市民からお金をかっさらいます。一応表向きは「市民の安全を守るためです」といっていますが、実はお金を得る資金源になっています。
ですが、例外がいくつかありそれは「ラグビーやクリケットなどのイベント際にはルールが変わる」ということ。
これは住んでいる地域にもよりますが、「ここではいいけどあっちはダメ」のようにビッグイベントになると、多少変わるので何かしらの大会があるときには注意が必要です。
お酒を買う時にはIDが必要
ビックリする方も多いと思いますが、ニュージーランドではお酒に限らずアルコールやタバコを買う時にはIDが必要です。
これはニュージーランドの法律で決まっていて、見た目が25歳以下に見える方からは必ずパスポートや運転免許など信頼性の高い写真付きの身分証明書をチェックして年齢を確認してからでないと売ってはいけないというもの。
年齢が30歳だろうが40才だろうが見た目が幼く若く見える日本人はほとんどのケースでIDのチェックが求められます。
なのでお酒を買う時にはかなわず写真付きにIDを持参しましょう。※ちなみにお酒とたばこは18歳から可能です。
ニュージーランド人はお酒が強い
ニュージーランド人は平均的に日本人よりも1.5倍ほどのお酒を飲みます。
そしてニュージーランドで飲み会をやればすぐにわかりますが、男女関係なく半端なくお酒が強い方が多いということ。
日本でもせいぜい2~3杯ほどビールを飲めばいい感じに酔っぱらったり「この辺でやめておこう」となりますが彼、彼女らはそこから鬼のように飲みます。
外へ飲みに行くときにはある程度家で飲んでからでないとお酒にガンガンお金を使ってしまうので、ナイトクラブに遊びに行くときには一旦家で飲んでからのほうがいいでしょう。
付き合いもあると思いますが、一緒になって飲みすぎないように注意が必要です。
バーでビールを飲むときの支払い
レストランでは違いますが、バーやパブでお酒を飲むときにはカウンターで注文しそのたびに毎回お金を払います。
現金で払う方もいますが、ニュージーランド人は基本的にeftposというカード(デビットカードのような物)で支払いを済ませることが多く、スムーズにサービス対応をしています。
クレジットカードも対応可能ですが、落としてしまうか心配という方はデビットカードを持って行くといいでしょう。海外に行く時のおすすめのクレジットカード【留学,ワーホリ,バックパッカー旅行】全部に必要
パブでドラッグを混ぜられる?
海外に行く方には「飲み物に異物混入されるから気を付けて」と言われることがあります。
特にこれは女性が多くターゲットとして狙われ「飲み物を買ってあげる」と見知らぬ男性から言われカウンターへ行き、ドラッグを混ぜて女性に手渡し、意識があまりないときに家や近場で性的暴行を受けてしまうというもの。
これらのニュースはたまにやっていますが、被害を受けても泣き寝入りしてしまう女性が多いとも言われこれは氷山の一角であるとも言われています。
つい海外に行くと羽目をはずしてしまいがちですが、見知らぬ人からの飲み物は受け取らない、ボトルでビールを頼んだ場合は常に手に持ち、一旦飲んだら指で口をふさぐ、グラスで飲むときにもコースターを上にのせておくということをすると、被害にあう可能性は減るので心がけておきましょう。
ニュージーランドで飲んでおきたいお酒特集【ビールとワイン編】
結論から言うと「ビールとワイン」です。
ニュージーランド=ワインというイメージがものすごくありますが、ニュージーランドで一番消費されるアルコールはビールで年間289億リットル、一人当たり65リットルほどを消費します。
ちなみに日本人一人当たりの飲むビールの量が40ℓほどと言われているので、1.5倍近い数値であることがわかります。
ビールはラガーが一番人気がありその後にペール、アンバーが続きアルコール度数は平均で4%~5%です。
肝心の値段はスーパーでまとめて買うと一本当たり$1.50~$3.00(120円から220円)ほどで、レストランやカフェ、バーで飲むと$8.00~$15.00(600円から1100円)くらいになります。
2018年の統計ではビールの消費量が1.2%下がり、ワインが1.5%上がり、スピリッツベースの飲み物は5.4%上がったいう数値が出ていて「ニュージーランドでビール離れか?」なんても言われましたが、単純に移民が増えてアルコールを飲むタイプにばらつきがでたのでは?とも言われています。
ですがニュージーランド人は「ビール好き」という事実は変わらないので、そんな彼らが愛するニュージーランドビールを以下に紹介していきます。
Lion Red(ライオンレッド)
1907年に生まれたと言われるビール。もともとはLion Beerと名付けられていましたが1980年半ばに「Lion Red」に改名しました。
ライオンレッドのビールのタイプはラガーで、北島の大都市オークランドで作られています。
アルコール度数は4%、数字が抑えられ飲みやすいビールとして若者などの学生からも人気があり、ニュージーランド人も「Excellent Beer!!」というほど有名なビールです。
味はモルトが感じられるほろ苦さが特徴で、僕もニュージーランドビールではこれが一番のお気に入りです。
Speight’s Beer(スペイツビール)
1876年にニュージーランドの南島のダニーデンで誕生しました。
独特の風味と苦みが特徴で、肉料理によくありニュージーランドでバーベキューや肉料理を堪能しようとなると大体の人がこのスペイツビールを箱で持って行きます。
値段も箱でまとめ買いすると安くすみ、スーパーでもよくセールをやっていて28本入りで2000円くらいになったり、36本入りで2500円くらいになったりと格安ビールとしてもニュージーランド人からも親しまれています。
僕も参加しましたが最後はビールを飲みすぎてだいぶ酔っぱらってしまいました。ちなみにスペイツビールはいくつも種類があるので参加する際には全てのビールをティステイングすることをお勧めします。(隣はガイドのおっちゃんキースKeith)
Tui(トゥイ)
ニュージーランドではおなじみの原生の鳥トゥイが描かれたビールです。他のビールに比べ軽く飲みやすくグイグイ飲めるビールで軽い食事に合わせやすくとても人気があります。
1904年にニュージーランドの北島パーマストンノースで製造され、おやつ代わりにもサラサラッと飲めてしまうビールで、仕事終わりの一杯と言えばトゥイでしょ?と言われるほどです。
アルコール度数は4%でこのビールもスーパーではよく値下げされるときがあり値段はスペイツと並びリーズナブルに楽しめます。
DB Export Gold(エキスポートゴールド)
1930年から開始されたビールでクリアな味わいが特徴のニュージーランドラガービールです。
ホップがきいていてアルコール度数は4%、2014年にはMonde Selectionで金メダルを受賞したビールで人気が爆発中です。
このビールのほかにもシトラス系の味わいも兄弟分の商品としてあり、ビールは苦いからあまり飲めない、飲みたくないという方にもお勧めできるバラエティー豊富なチョイスができます。
Steinlager(ステインラガー)
ニュージーランドから海外へよく輸出されるビールでTokyo Dryという名でも日本人にはなじみのあるビールです。
ドライでクリーンな味わいが特徴でアルコールは5%とほどと高く、比較的新しい1958年から製造が開始されました。ニュージーランドの若者でビールを飲みたいけどできるだけアルコール度数が高いものが飲みたいという方は、大体このステインラガーを選択します。
もちろん度数で言えばワインやテキーラなどのスピリッツもいいですが、ニュージーランド人でもそこまでお酒が強くない方もいるので、人気の秘密はそういったところなのかもしれません。
ペガサスベイ
ニュージーランドで最もおすすめのワインといえばペガサスベイですね。
この作り手は白と赤両方あるので試してみる価値はあります。日本で飲むと高めですが現地で買うと2000えんほどなのでお手頃に楽しめます。
クラウディーベイ
こちらのワインも白と赤ワインの両方があり、ソーヴィニヨンブランはすっきりとした味わいでニュージーランドでも人気が高いです。
ニュージーランドにはたくさんの種類のワインがあるので全ては紹介しきれませんが、定番で誰が飲んでも美味しいのはこの2本です。
まとめ:ニュージーランドへ行ったらお酒を楽しもう!
さて今回は、ニュージーランドへ行く予定があるけどおすすめのお酒ってないのかな?どんなビールやワインがニュージーランド人の間では定番なんだろう?日本とは法律が違うけどお酒を飲むときに気を付けておきたいことって何だろう?という方へ書いてきました。
ニュージーランドへ行かれる予定のある方は参考にしてみてください。
【人気記事】
海外に行く時のおすすめのクレジットカード【留学,ワーホリ,バックパッカー旅行】全部に必要