
ニュージーランドに行く予定があるけど治安はどうなんだろう?ニュージーランドは安全な国なのだろうか?危険な地域があったら教えてほしい。ニュージーランド留学の際に気を付けておきたいことってどんなものがあるの?よくあるトラブルや犯罪って何?
今回はこういった方へ書いていきます。
ちなみにこの記事を書いている僕はニュージーランド歴8年ほどで多数の地域に住んでいた経験があるので記事の信頼性は高いです。
1 ニュージーランドの治安は悪い?危険?安全なの?
結論から言うと「ニュージーランドの治安はいいけど日本よりは悪い」です。

こんなことを言うと「やっぱりニュージーランドは危ない!」となってしまう方も多いと思いますが、実はそこまで危ないわけではないです。
そもそもですが日本は世界平和都市のランキングで一位を獲得しています。(※このランキングで日本からは東京と大阪の2つしかでていませんが、一位が東京、2位がシンガポールで、三位が大阪となっています)
結果から見てもわかる通り日本は世界の中でも安全過ぎる国といっても過言ではなく、その日本と比べるとどこの国でも日本よりは危ないとなってしまいます。
場所や地域によって治安はバラバラ
ニュージーランドは比較的安全な国と言えますが、全ての地域で治安がいいわけではありません。
もちろん治安が悪いと言われる地域もあり特に大都市のオークランドの南部は、ニュージーランドの貧困層が多く住んでおり、犯罪率も他と比べ高くなっています。
以下にリストを作りました。
>>New Zealand’s most violent spots
Auckland CBD | The area bordered by Victoria St West and Wellesley St West, Queen St and Elliot St (107 victimisations). |
North Shore | The area around the Albany Westfield Mall (42). |
West Auckland | The area around the Waitakere District Court and surrounding retailers (62). |
Counties Manukau | The area around Middlemore Hospital (86). |
Hamilton | The area around Hood St (91) |
Tauranga | The area between Cameron Rd and The Strand, between Harrington St and McClean St (43). |
Wellington | The area around Courtenay Place (158). |
Christchurch | The area between St Asaph St and Moorhouse Ave (73), bordering the city’s central police station. |
Queenstown | The area between Marine Parade and Camp St (100). |
Dunedin | The south-eastern quarter of the Octagon precinct (79). |
これは科学的根拠もあることですが、貧困率があがれば上がるほど犯罪に走るものは多くなり、「自分はこんな生活をしているのに」「なぜ、他の人はいい暮らしをしているんだ」といった不満から生まれ、生活していくためには仕方ないと割り切るかたもいます。
時期によっても犯罪率は変動する
これはその時々の法律やニュージーランドがする改革によって、犯罪の数は安全な場所といわれていても変わっていくということです。
例えば2016年に行われたことは「オークランドから出て行ってくれたら$5000プレゼントするよ!」という改革。
2012年ころからニュージーランドでは移民の数が増え続け人が住める家の数が足りなくなっていて、価格が急激に上がり、特にオークランドやウェリントンなどの大都市では深刻な問題となっています。
なので家賃が高く払えなくなった人は車内泊やホームレスになり行く場を失っていました。
それでニュージーランドがそういった人へオークランドからでていくとお金をあげるといい、オークランドの家の価格を抑えたり、他の田舎の地域にすませることによって新しい生活を人々に送らせたり、人口の密集を防ごうとしました。
なのでその時期にオークランドから出て行った人というのは近くの町、例えばハミルトンへ移動しました。
もともとハミルトンは平和な場所と言われていましたが、今度はハミルトンでホームレスの数が増え、軽犯罪が増え、家賃も急激に上がったと言われています。

つまり今平和と言われているような場所でもちょっとしたことでガラリと変わってしまうことはあるということです。
2 ニュージーランドでよくある犯罪と気を付けておきたいこと【治安以外】
置き引き
置き引きはとても多いです。
日本人だと席をとっておくために何かを椅子においておく、ということは日常的にやっていますがこれは絶対にやめておきましょう。
置き引きをする人は手慣れている方が多く、特に犯罪意識というのはなくそこにおいてあったから持って行くということを平気でします。

日本で110番すれば警察はすぐに来てくれますが、ニュージーランドでは残念なことに来ません。
特に置き引きでは警察に電話しても「今度は気をつけようね!」と言われておしまいです。
仮に警察が捕まえても一旦は警察署に連れてかれますが、厳重注意を受けて終わりでまた同じことを繰り返します。
なので貴重品を置いてどっかに行くというのはやめましょう。
もしできれば下着の下につけれるようなもの防犯グッズはあると便利です。
セキュリティーポーチ
下着の内側につけれるので貴重品の管理にはとても便利です。
車上荒らし
これは僕がクライストチャーチで生活している時に2回ありましたが、これも頻繁にあります。

でもそれって車の中に貴重品を置いていたからじゃないの?財布とか置いておかなければ余裕でしょう?
という方もいますが貴重品ではなくても犯罪者がほしいと思うものがあれば彼らは何の迷いもなくガラスを割り、車内へ侵入して物をとっていきます。
僕の場合は一回目は運転席においておいたいくつかの50セントコインを盗まれ、2回目は使い古したランニングシューズとスケボーをパクられました。
価値にして1000円もないほどの物やオークションで売っても大してお金にならないことでも、ガラスを打ち破ってあさっていくので、車の中には一切物を残さないようにしましょう。
カーセキュリティー
もしもの時ように車にアラームをつけて置くと安心ですね。
傷害や暴行とドラッグ
これは時間帯や行く地域にもよりますが、週末のナイトクラブなんかではよく警察がバーの外で待機しています。
日本でもあると思いますが酔っ払いに絡まれたり、遊びに行ったクラブでドラッグを買わないか?と言われたりするものです。
特にお酒を飲まない、夜は遊びに行かずに家でまったりという方は心配しなくてもいいかもですが、突然因縁をつけられたり、自分の意思とは関係なくトラブルに巻き込まれたりというのはあるかもしれません。
ニュージーランドではドラッグに関して日本よりは意識が低いので、手を染めている方も多くいますが、この人なんかおかしいなと感じたら近づかないようにしましょう。
万が一助けが必要な時
ニュージーランドでは111が使われ、警察、救急車、消防車全ての番号が一緒です。
緊急事態の時にはこの111を使い、緊急でなければ現地の警察署におとずれ申告すれば問題ないでしょう。
防犯アラーム
何かと便利な防犯アラーム。女性だけでなく男性も、持っていると安心です。
まとめ:ニュージーランドの治安は基本的に良い!
さて今回は、ニュージーランドに行く予定があるけど治安はどうなんだろう?ニュージーランドは安全な国なのだろうか?危険な地域があったら教えてほしい。ニュージーランド留学の際に気を付けておきたいことってどんなものがあるの?よくあるトラブルや犯罪って何?という方へまとめてみました。
ニュージーランドにいる際にはつい羽目を外してしまうこともあると思いますが、最低限のマナーを守り常識をもって行動すればどこに行っても安心して生活を楽しめると思います。
神経質になる必要はないですが、「自分は今日本ではなく海外にいるんだ」という意識を忘れずに生活できたらよりニュージーランドにいる期間楽しくなると思います。
それではよいニュージーランド生活を!
セキュリティーポーチ
下着の内側につけれるので貴重品の管理にはとても便利です。
カーセキュリティー
もしもの時ように車にアラームをつけて置くと安心ですね。
防犯アラーム
何かと便利な防犯アラーム。女性だけでなく男性も、持っていると安心です。
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