ニュージーランド留学で知った人種差別をする国の理由

ニュージーランドって人種差別する国なの?なんで?対処法とか、できることってないの?

と、考えていませんか?

この記事を読むと:

・ニュージーランドが人種差別をする理由

・ニュージーランド人全員が差別をするのか

・人種差別をする理由って何?

が、わかります。

ちなみにこの記事を書いている僕は、ニュージーランド歴8年程でオーストラリア滞在歴、海外一人旅もしたことがあり、トータル海外歴は10年程ですので、記事の信頼性は高いと思います。

1 ニュージーランド留学で知った人種差別をする国の理由

結論から言うと「人種差別しない国はないから」です。

そもそもですが「人種差別」とは?

“肌の色など恣意的に選び出された特徴を重要な基準として選択し, この特徴により人間集団をカテゴライズし, 否定的/肯定的な評価を付与し、 一定の人間集団を排除/包摂していくイデオロギー。”

と、なっています。

少し難しいかもですが簡単に言うと、自分もしくは大多数の人がもっている特徴をグループに分け、違う要素を持っている人間を排除することです。

人種差別の例

「この人とは一緒にスポーツをしたくない、理由はこの子の瞳が青だから」

「彼は馬に乗ってはいけない。理由は彼が黒人だから。」

「この人とは遊びに行きたくない、だってアジア人と仲良くしたくない」

多分一回くらいは見たこと、聞いたことがあるのではないのかな?と思ってます。

どの国へ行こうが、住もうが、どれだけなくそうとしても差別はあると思いますし「我が国は絶対人種差別しないよ!」と言えるのは国は世界どこを見渡しても、無いと思われます。

2 ニュージーランド人が人種差別をする理由

理由はいくつかありますが、「口を滑らす」時がある。です。

ニュージーランドもしくは海外では「Racist Joke」というものが、人気がありますが、この冗談はもちろん世間的に認められているものではなく、一般的には口にしてはいけないものと認識されています。

しかしながらですが、ニュースキャスターが口を滑らす、冗談が通じない相手に使ってしまう、となると当然ながらこれは人種差別に値します。

日本語でもそうですが、時と場合というものを見極めて言葉というものは選ばないと、不適切な表現と周りから非難されます。

本心の裏返し

ニュージーランド人の中には、相手との仲や本心の裏返しが原因で人種差別してしまう人もいます。

ニュージーランド人の性格は基本的には、フレンドリー、みんなウェルカム、陽気などがありますが、反対に言うと「みんなと仲良くしたい」ともとれます。

僕が留学中にいた、いくにんかのニュージーランド人の学生は中国人を嫌っていました。

理由はというといつも中国人同士でかたまり、英語を話そうともせずに、溶け込もうと一切していなかったから。

このニュージーランド人学生達はちなみに、入学してきたときにはむしろ積極的に海外の留学生と絡もうと、クラスで隣に座る、昼食を一緒にとる、一緒に放課後帰宅する、週末はホームパーティーに誘うということをしていました。

でも数か月経っても中国人との関係は変わらず、心底がっかりしてしまったというもの。特に一番時間を割いて頑張っていた学生ほど最終的にはショックが大きく人種差別的な発言をしていました。

本心の裏返しが出てしまっていますが、人種差別の原因はこんなところにもあり、本当は仲良くしたいだけというのもあります。

 

固定概念

ステレオタイプに相手を見定めるという人種差別もあります。

ニュージーランドには先住民の「マオリ族」が存在します。

彼らがもとはと言えば、ニュージーランドに先にいたのですが、イギリスから来た白人によって武力でニュージーランドを奪い取りました。

そのような歴史がニュージーランドにはあり、マオリであると政府からいくらかの恩恵を受けることができます。

日本にも戦争当時に強制的に連れてこられえた、アジアの人達もしくはその子孫、は日本から受けれるサービスがあるので、似たようなものです。

このようなアドバンテージがマオリであると受けれるので、特に何もせずに生活できてしまい堕落してしまう傾向がニュージーランドでは問題視されています。(マオリ全員ではないです。)

そしてマオリは問題を起こす、白人からうけたことに文句を言う、南オークランドに住んでいる、という傾向があり多少なりとも煙たがっている人もいます。

もちろん全員ではないですが、このような先入観によって相手を罵倒する、ステレオタイプによって相手を傷つけるという人種差別もあります。

3 ニュージーランド人から人種差別を受けない裏技

結論はニュージーランド人と仲良くなり同じことをしてみるです。

「郷に入れば郷に従え」

ということわざがありますが、海外から留学、移住、旅行をするのであれば、国が違うので、外国人である自分は、意識して自分から進んで溶け込むということをしないとギャップは生まれてしまいますね。

例えば、

・ニュージーランド人と同じものを食べる

・積極的に英語で話しかけ日本語はできるだけ避ける

・キリスト教徒になってみる(これは微妙かも)

・ニュージーランド人と一緒に遊びに行く

・ニュージーランド人にニュージーランドのことについて質問してみる

共感できれば、仲良くなれる可能性も大です。

相手を理解する

外国人である以上相手の国、人、文化を知っていかなければなりません。

海外に行ったら人気者でなければならない、というのはありませんが、ある程度自分に興味を持ってもらうためには、相手を知るということは不可欠です。

例えば、ニュージーランド人が好きなスポーツというのは、ラグビーやクリケットですがルールや選手名を覚えて、ニュージーランド人を褒めまくれば、相手は気をよくしてくれ、受け入れやすくなってくると思います。

日本でも日本に全く興味がない外国人よりも、日本のことをよく知っている外国人に対しての方が好印象を抱きます。

最近のテレビ番組では外国人が日本を褒めたたえるというのを、やっていますがあれを見ている日本人で気分が悪くなる、出演者の外国人を差別してやろう、と思う方は少ないのでは?

むしろ日本に興味を持ってもらっている、ということで上機嫌になったり、人種差別に対しては悲観的になったりしますね。

人種差別をされるときもありますが、相手にもさせない、どうしたら人種差別をさせないことができるのか?、ということを考えるということも大事になってきます。

>>【体験談】えっ?ニュージーランドって日本人差別する国なの?

まとめ:ニュージーランドで人種差別はないので安心♪

さて今回は、ニュージーランドって人種差別する国なの?なんで?対処法とか、できることってないの? という方へ執筆しました。

「人種差別する人」というのは、0ではないですが、「人種差別させない」という対策もできたらいいですね。

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