【ニュージーランド】ワーホリの給料にかかる税金はいくら?【知らないあなたは搾取されてます】

ニュージーランドワーキングホリデー計画があるけど、バイトしたら税金はどれくらいなんだろう?知らない留学生をこき使ってろくに給料を払わないオーナーもいるって聞くし。できるだけトラブルは避けたいからな。。。

と、考えていませんか?

 

この記事を読むと:

 

ニュージーランドで働く際にかかる所得税

かかってくる税金の種類と意味

仕事するなら知っておきたい便利なウェブサイト

が、わかります。

 

ちなみにこの記事を書いている僕は、ニュージーランド歴約8年で、ワーキングホリデー、学生の際にアルバイト、そして就職を経験しているので記事の信頼性は高いと思います。

 

1 【知らないあなたは搾取されてます】ニュージーランドの給料にかかる税金はいくら?

結論は以下です。ニュージーランドの給料にかかってくる、早見表をご覧ください。こんな感じです。

 

Tax at a glance (年収)
$0 to $14,000
$14,001 to $48,000
$48,001 to $70,000
From $70,000

 

ちなみに日本の給料システムと違うのは、税金のかけ方です。

 

日本でもし200万円の年収で税率が17.5%となると、200万円 x 17.5% = 35万円と、なります。

 

しかし、ニュージーランドで年収が2万ドルで、税率が17.5%の場合、最初の1万4千ドルには、10.5%の税率になり、残りの6千ドルに17.5%の税金がかかります。

 

つまり、$14,000 x 10.5% = $1,470+$6,000 x 17.5% = $1,050=$2,520がかかってくる税金になります。日本のやり方で計算すると、ガッツリ持ってかれますが、ニュージーランドのやり方だと、思ったほどではないかと思われます。

 

Inland Revenueでも紹介していますので、数字を入れるだけで簡単にできます。

 

以下です。Get startedを押すとできます。

 

>> Tax on Annual Income Calculator

もう少し詳しくニュージーランドの時給を知りたい方は

 

>>ワーホリの仕事の時給っていくら?【ニュージーランド編】

他にかかってくる税金は?

 

結論から言うと、ACC & Kiwisaverがかかってきます。順に説明します。

ACC

 

ACCとは「 The Accident Compensation Corporation 」の略語で、 給与や国からの財源を基にした基金を使った社会保険制度で,仕事中の事故や怪我から交通事故やスポーツの怪我なども含んで、治療費だけでなく生活補償などを含み幅広く人身被害を保障します。

 

ニュージーランド国民だけでなく滞在中の外国人に対しても、対象となる傷害の治療費については,原因を問わず適用されます。例えばですが、仕事中(仕事以外の状況も含まれる)にけがをしてしまった際に、国が費用を支払ってくれるシステムです。

 

※このACCは旅行中の外国人にも適用されるので、海外保険に入っていなくてもニュージーランド国内でけがをした際にはカバーしてもらえるという、寛大なサービスとなっています。

 

>>ACC New Zealand

 

Kiwi Saver要は年金です。3%, 4%, 6%, 8% or 10%  から選べますが、選ばないとディフォルトのレートで3%になります。

 

したのリンクからも確認できます。

>>New Zealand Kiwi Saver

2 税金の計算をするなら知っておきたい便利なウェブサイト

結論は以下です。

1 Paye.net.nz

 

>>PAYE.net.nz New Zealand’s Best PAYE Calculator

 

サイトに移動すればわかりますが、自分の時給と働いた時間数をかけて出た数字を入力すれば、出てきます。

2 Moneyhub

>>Moneyhub PAYE Tax Calculator

 

これも、サイトに移動すればわかりますが、自分の時給と働いた時間数をかけて出た数字を入力すれば、出てきます。

※ちなみに数字は多少前後するので注意してください。

3 ニュージーランドの給与明細ってどんな感じ?

ググるといくつか出てくるのですが、サンプルとして作られてるものなので微妙かな?と思うので、僕の学生時代のものをお見せします。

 

ちなみに両方とも春休みと夏休みの時のものなので、少し働いていた時間が長いですが、基本的に学生ビザで行かれる方は週20時間までのアルバイトしか認められてません。

ローカルのレストランでの明細

 

IOUというのは(I Own You)の略語で、僕が昼休みに食べたレストランの食事の請求額です。

 

基本的に海外のレストランは働いても日本のように、まかないは出ないので、学生の懐はせまいですが自腹を切らないとだめですね。

 

でも、僕が働いていたレストランは50%OFFだったのでまだマシだったかな?と思います。

 

飲み物はタダでした。

 

それからESCTとは Employer superannuation contribution tax の略語です。

 

先ほど説明しましたがKiwisaverという年金は個人から引かれますが、日本と同様同じ額をオーナーは払わなければいけません。そこから個人のKiwisaverに行っているものです。下にリンクを貼っておきますが、そこまでデカい金額ではないので、あまり気にしなくてもいいかなと思います。

 

>>Inland Revenue ESCT

ローカルのキャンプ場の明細

ここは働く代わりに家賃も安くなっていたので、学生時代の僕には大助かりでした。

補足 1

ちなみに今現在のニュージーランドの法律では給与明細を出さなくてもよい、となっていますので、給与明細がもらえるとは限りません。

 

参考以下↓

>>Payslip Employment New Zealand

 

ですが、できればしっかりともらい、出していなくてもらってください、リクエストはしておいたほうがいいです。

 

「なせか?」理由は簡単、搾取される格好の餌食になるからです。

 

よくあるのは$200給料→君の税金は20%→$160もらう→$40はオーナーのポケット。というパターン。こういうケースはHoliday PayやAlternative Holidayという恩恵が得られなくなってしまう可能性があるので、頭に入れておいたほうがいいです。

 

「ん?わからん」という方は別記事で説明しています。

>>ワーホリの仕事の時給っていくら?【ニュージーランド編】 

補足 2

 

仕事をする際に契約を結ぶということで、契約書にサインします。それはニュージーランド政府からはけっこうプッシュされていて、罰金なんかもあるのでオーナーも渡してきます。

 

そこに先ほどの「給与明細を出さなくてもよい 」という一文が記されていないと、オーナーは基本的に明細を出さなくてはいけません。

 

オーナーに伝えても「ヤダ」と言われたら「だって書いてないじゃん」といえばOKです。

補足 3

 

補足が多いですがこれがラストです。基本的にニュージーランド人はルールや法律を守っています。ですのでファームやピッキングなどのシーソナルワークをしない限りは特に問題ないかな?と思います。(彼らは単純にあまり気にしてないだけ、話せば通じます。)

 

ですが、ニュージーランド以外から来た移民がやっているビジネスは、法律を熟知していないので、やりたい放題やっているビジネスもたくさんあります。 彼らは確信犯の可能性高し。

 

もちろんちゃんとしているところもありますが、数少ないのでできるだけニュージーランド人がしているビジネスで働くことをおススメします。

まとめ:ニュージーランドの税金のシステムを知っておこう!

さて今回は、ニュージーランド留学計画があるけど、バイトしたら税金はどれくらいなんだろう?知らない留学生をこき使ってろくに給料を払わないオーナーもいるって聞くし。できるだけトラブルは避けたいからな。。。 という方へまとめてみました。

 

税金のシステムも違いますし、法律も色々なのでわかりずらいですがこの記事では大まかにですがスッキリな感じに執筆できたかな?と思っています。そもそもですが、給料をちゃんと支払わない仕事場は速攻変えていいので、柔軟性を持っておいたほうがいいです。

 

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