海外へ留学やワーホリを経験した方でうつ病になっている人もいるらしい。なんでだろう?理由は人様々らしいけど何が原因なんだろう?自分もこれから海外へ留学を予定しているから原因と、もしなってしまった時の解決方法を知りたいな。
と、悩んでいませんか?
少しの間僕の記事を読んでみると:
・留学生が鬱病に陥る原因
・心と体のバランスが崩れてしまう理由
・うつになってしまった時の解決方法
がわかります。
ちなみにこの記事を書いている僕は、ニュージーランドで留学経験があり、鬱病になった経験もあるので、記事の信頼性は高いと思います。
1 海外留学中に鬱病になってしまう原因を解析
留学前とのギャップ
たくさん留学前に準備していたとしても、実際に現地に着いてみたら違う現実と誰もが遭遇します。
理由は、物事はなかなか思い通りには進まないからです。
「英語がうまく話せるようにならない」、「フラット生活を始めたのはいいが、思ったようにコミュニケーションがとれない」、「現地の生活にうまくなじめない」といった、「こんなはずじゃなかった」と思ってしまいます。
理想と現実のギャップに苦しんでしまい、留学前の意気込みが大きければ大きいほど、溝にハマってしまいます。
留学先との環境の変化
日本にいるのと海外にいるのでは精神的にも周りの環境も全く異なる場にいるということです。
使用する言葉、食べ物、現地にいる人間のタイプ、生活のリズム、気候の変化など、留学先によって違ってくるからです。
うつ病なんかにならない大丈夫!という方でも、全く違う環境に置かれてしまうと、精神的にダメージを受けたり、言葉がうまく通じないなど、普段日本ではなかった要素とも問題が出てきたりします。
環境が少し変わってくるだけでもその変化にいきなりは、心も体も意外についていけないものです。
留学している最中の対人関係
先ほど環境の変化について例を挙げましたが、人間関係にも原因があります。
日本の常識が通用しない非常識な人たちとのかかわりも増えていきますし、自分が今まで生活してきた日本のルール、暗黙の了解というのは、一切通じません。
待ち合わせの時間になっても相手が現れない、シャワーを浴びる時間でイチイチ注意される、空気を読める人たちの数の少なさ、日本とは違う恋愛関係、などたくさんの要因があります。
人というのは普段意識しにくいですが、人間が最も影響を受けやすい要素とも言えます。
寂しさ
友達と留学するというのは中にはいますが、大抵の人は一人で来られている方が多いです。
留学というのはそもそもお金のかかってくることですし、希望している人達全ての方ができることではありません。
ホームシック、誰も自分のことを気にしてないという孤立感 、グループ行動が一般とされいる日本と単独行動が多い海外、日本に残してきた恋人や家族。思いを巡らせてしまいます。
寂しさから感情的になり、うつに陥ってしまう方も自分が気づいていないだけで多いケースです。
ストレス社会
海外にいれば日本のようなストレス社会から解放されると思っている方もいますが、そんなことはないです。
そもそも人によってストレスを感じる度合い、環境、タイミングというのは一人一人違ってきます。
学校の授業がさっぱりわからない、バイト探しがうまくいかない、日本語であればスムーズに解決できることでも英語になるとできない、越えなければいけない課題のハードルの高さや壁の多さ。
何をやってもうまくいかない、できない、やらない、そして自分にストレスがたまり、対処法もわからなかったりします。
単調な毎日
「海外留学」というと華やかな学生生活、毎日が新しい生活環境、を思い浮かべますが、これらは学生活の一部の出来事で本当は毎日が繰り返しです。
やらなければいけないことは学部によって違いますが、大量の課題が出る、簡単にこなせるリサーチに思いの他、時間をとられるということもあり、生活のリズムは勉強漬けという方もいます。
起床→学校→課題→就寝というライフスタイルで留学生活を送っている人達も多いですし、これに生活の綱であるバイトも入ってくるとますます自分の時間は無くなっていきます。
これプラス海外にいて英語の理解にまず時間がかかる、となると余計時間がかかるというのは誰もが簡単に想像できまし、やらんければならないことをひたすらやるという、単調な日々です。
2 海外留学中にうつ病になる前の対処方法
うつ病についての認知
まずは「うつ病」についての知識を持っておくことが必要です。
鬱病にかかっても、うつ病のことについて何も知らないと、いざという時に対処できないですし、ましては自分のうつ病に気づいていない人もいます。
そもそも知らないと何もできませんし、自分なりの対処もできません。
下のリンクからアクセスできます↓。
>>厚生労働省 知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス
等身大の自分を知っておく
留学先の自分の理想が高ければ高いほど、うつになってしまった時の精神的なダメージは大きいです。
このくらいの期間で現地の言語はペラペラ、現地で運命を感じるパートナーに出会える、成績もそこそことれる、というポジティブな目標は自分を傷つけます。
目標があるのは悪いことではないですが、留学のデメリット、運が悪いときに陥ってしまう状況も頭に入れておくと、ダメージが少なく済みます。
自分以上のものを出す、限界を超えるというのは悪いことではありませんが、これを毎日やると疲れます。
できれば短期留学
一旦大学に留学してしまうと、長期間は海外にいることになります。
でも、今までやったことのないことを留学した瞬間から「はい、やってください」と言われても、なかなかできません。
とくに最初の方は誰でもつまずきますし、間違いも起こします。
誰もができる方法ではないですが最悪、留学経験者の話を実際に聞いてみる、留学エージェントに一旦相談してみるのもいいです。
3 海外留学中にうつ病になってしまった時の対処法
日本人に頼る
海外に留学している方で多いのが、日本人同士でいることは「悪」という認識ですが、困ったときには助け合える仲であることが多いです。
言葉の意味がしっかり通じていると相手も自分のうつ病の深さを認識してくれますし、特に相手の方の留学経験が長いと直接アドバイスをもらえる時もあります。
もし仮に相手が知らなくても、留学先の学校にある保健室のようなところや、無料で対応してくれるコミュニティーなんかも、地域によってはあります。
困ったときにはお互い様という意味でも、日本人の知りあいの方とは何人かはいたほうが、もしもの時に頼れます。
下に関連記事リンクを貼ってます↓。
>>ワーホリ中に日本人同士での恋愛はアリ?ナシ?【ニュージーランド編】
現地の病院へいく
海外留学の際に、保険に入っていればプロから受診することもできます。
これは、一番頼りがいがあると思いますが、その病院に日本語ができる人がいるとは限らないので、ある程度自分で言いたいことをまとめておくことが大事です。
気分転換
考えすぎが原因な場合もあるので、少し頭から離してみましょう。
課題が多いから無理、テストが近いからできない、という方も多いと思いますが、毎日あるわけではないですし、一応セミスターの間には数週間の休みがあります。
友達がいる場合は一緒に出掛ける、ということもできますが、いない場合はジムに行く、一歩外に出て散歩、ランニングする、一人旅に出かけるというのがいいと思います。
頭から一旦離すことができれば、自分を客観視することができますし、ふたを開けてみれば大したことじゃなかったということもあります。
一時帰国
病みすぎてしまったら、一旦帰るのもOKです。
海外に留学する、知らない土地での生活というのは、自分でも想像がつかないくらいのストレスや精神的なダメージを抱えている時があります。
何かに集中する
これは僕の経験談なのですが、基本的に人は何かに気をとられると、気を紛らわすことができます。
というのも何かものすごいショックを受けて病んでいても、それよりも大きいショックが訪れると、最初のショックを軽視します。
仕事でものすごいストレスに悩まされていて鬱になった時に僕がとった方法は、猛烈に英語を勉強するということでした。そうすると、英語に全ての意識がいき、仕事の嫌なことを忘れることが一時的にできました。
最終的にその職場は去っているのですが、もし身動きが取れない人であれば、この方法は短期で有効です。留学&ワーホリは不安がいっぱい?出発前に英語が話せない?【心配なしです】でも紹介していますが、不安を取り除く準備も不可欠ですね。
まとめ:海外留学を考えている方はうつ病対策をしておこう!
さて今回は、海外へ留学やワーホリを経験した方でうつ病になっている人もいるらしい。なんでだろう?理由は人様々らしいけど何が原因なんだろう?自分もこれから海外へ留学を予定しているから原因と、もしなってしまった時の解決方法を知りたいな。 という方へ執筆してきました。
うつ病というのは恥ずかしいことではなく、誰もが留学する際に限らず経験することだと思いますが、海外にいればなおさら、重要視していかなければいけないと思います。
鬱と戦うにはまずはしっかりと知識をもっておき、対処方法を理解していければ、楽しい留学にすることができると思います。。
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