今回は、こういった方へ書いていきます。
この記事を読むと:
がわかります。ちなみにこの記事を書いている僕は、ニュージーランド留学を経験している張本人なので僕が実際に払った金額をのせていきます。
1 ニュージーランド留学4年にかかった費用【実際に僕が払った額】
結論から言うと700万円です。(この記事では$1NZDを70円で計算しています)
ですがこの金額は少し難しいものがあります。
というのも僕がニュージーランドへ留学した年は2011年の半ばでしてその時には東日本大震災があった後でした。そしてその頃はドル安でしたので$1あたり62円ほど。それから毎年外貨は変動するので58円の時、70円くらいの時それから80円前後の時もありました。
なのでざっくりとした目安として理解して頂けたほうがいいです。
留学期間
僕がニュージーランド留学をしていた期間は合計で4年になります。
語学学校を半年、Diplomaを2年、postgraduateを1年半になります。
内訳
語学学校 半年 | 無料 |
Diploma | $15800 x 2年 |
Postgraduate | $19800 |
Homestay x 8週間 最初の4週間は無料 | $210 (一週間)x 4 |
生活費 | $1000 (一か月)x 48か月 |
保険 一年 | $600(一年) x 4年 |
Flight 片道 | $900 |
合計で$103540です。日本円で700万円ほど。
※長期のコースを選択すると安くしてくれたり語学学校は無料というサービスもあり僕はその選択をしました。
※僕はpolytechに行きました。学校は田舎に行ったので生活費はものすごく安いです。
>>ニュージーランド留学の際に必須なフラットの知識【丁寧に解説します】
ニュージーランド留学前の費用
さっくりですが7万円ほどです。
かかった費用は
- 交通費
- 健康診断(レントゲン)
- パスポートの更新
などのビザを取得するのにかかってくるものです。
健康の証明書にはどこの病院でもいいというわけではなくニュージーランド政府が指定している病院にいかないといけません。
それからある程度の期間を留学されるのであればパスポートも新しくしておいたほうがいいかもです。
2 海外留学とはお金持ちだけがすること
結論から言うと違います。
そもそもですが日本の大学は4年間ですがどのくらいかかるかご存じですか?
さっくりですがまとめます
一番安いといわれている国立大学で計算してます。※数字は平均です。
入学金 | 30万円 |
授業料 | 55万円 x 4年 |
生活費 | 月8万円 x 48カ月 |
合計で634万円。
これで他の大学や私立の大学に行くと施設設備費などがかかってきたりするので、下手に日本の大学に行くよりはニュージーランド留学するほうが安いとも言えます。
※こないだの5月に大学の費用が無償化というのが大変話題になりました。なので無償化になるともちろん「海外留学はお金持ちだけがすること」となると思われます。
他の国の留学
海外留学というと英語圏だけに目が行きがちですが、ヨーロッパの国例えばドイツでしたら学校は無料です。
留学&ワーホリは不安がいっぱい?出発前に英語が話せない?【心配なしです】でおすすめのエージェントも紹介しています。
お金のマネージメント
ニュージーランド留学にはそこまでお金を事前に準備しなくても大丈夫です。
700万円という数字をみると大きく感じますが僕がニュージーランド留学前にアルバイトでためた金額は300万円ほどです。
ニュージーランド留学の際の学生は一週間に20時間のアルバイトが認められていて、夏休みやセミスターの休み期間中にはフルタイムで働くことが認められています。
ということは無理に留学前にお金を貯めなくても現地に着いてからアルバイトをすれば問題ないです。以下に例を出します。
- 今現在の最低賃金が$17.70です。
- 17.70 x 20時間 =$354です。ここから税金を引いても1週間に$300の確保は可能になります。
- そして夏休みは$17.70 x 45時間=$796.40です。忙しいお店で働くともっと働けますがこのくらいは可能です。
- ニュージーランドの学校は8週間のコースが4回ありその間に休みが挟まれます。つまり一年間の52週間のうちの20週間きっちりバイトをすれば、留学費用の生活費を捻出できるのは容易です。
大学院
大学院などのコースは内容にもよりますが僕のコースは最初の4か月だけクラスがあり、そのほかの14カ月はリサーチ期間と夏休みでした。
つまりその期間中はアルバイトで十分賄えますし、貯金もできます。
MBAとPHD
MBAそれからPHDのコースになると40時間までの就労つまり、普通に働けます。
勉強も大変になりますが時間のマネージメントができる方であれば生活費と学費の足しにすることも十分可能な範囲です。
他の英語圏の留学は高くなってしまいがちですし、アルバイトの時間は一週間で10時間しか認められないなどの、決まりがあります。
これらを考慮するとニュージーランド留学には比較的お金の用意は現地に着いてからでも可能といえます。
3 留学費用はあるに越したことはない?
結論から言うとその通りです。
もちろん現地に着いてからお金を稼ぐことは可能です。
ただしその決まりはいつ変更になるかわかりませんし、どうせ留学するのであれば「勉強とアルバイト」だけというのは避けれるなら避けたほうが楽しいと思います。
ちなみにニュージーランド留学した僕の学生の時の思い出といえば「学校→課題→バイト」という毎日でした。
勉強は楽しかったですがもう戻りたくないですね。
周りの留学生の生活レベル
高いですね。お金持ちが非常に多いです。
現地の学生は普通ですが中国人留学生はベンツ、BMWなんてのはたくさんいます。
僕が行っていたのは田舎の学校ですが大きな都市、例えばオークランド、クライストチャーチ、ウェリントンに行けばもっと多いです。
貧乏な自分をみてたまに自己嫌悪に陥ります。
嫉妬心
周りの人はアルバイトをそこまではしていないのですが自分の生活をみると大変なことがわかります。
- 自分が学校に行くときには周りも学校に行く。
- 自分が課題をしているときには周りも課題をする。
- 自分がアルバイトをしているときには周りは遊んでいる。
これをみると何となく納得できない自分が出てきたりして嫉妬してしまいます。
ですのでお金はあったほうがいいですね。
まとめ:ニュージーランドの留学費用は結構かかります
さて今回は、ニュージーランド留学にかかる費用って実際いくらくらいなの?英語圏では圧倒的に安いはずだけど正直な話どのくらいなの?留学経験者はどのくらい払ったの?そんな大金をマネージメントする方法ってあるの?という方へまとめてみました。
僕の経験談からいうと大体700万円くらいかかりますが、ニュージーランド留学して現地に着いてからもお金は稼げます。といった感じです。
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