
今回はこういった方へ書いていきます。
この記事では
がわかります。
ちなみにこの記事を書いている僕はバックパッカーで世界を50か国ほど旅した経験があるので、この辺に関しては熟知しています。
1 【マジで?】意外につらいバックパッカーの旅の理由
1 衛生状態
日本は世界を代表できるくらいの清潔感がある国です。
日本の文化的にもそうですが飲食店などのアルバイトを経験した方などはわかりますが、まず最初にやらされることの代表的なことといえば「トイレ掃除」、借りたものや使ったものは自分が使う前よりもきれいにして返す、などの習慣が身についています。
ところが海外に行くとそのような文化を持っている国は大変珍しく、トイレ掃除をやるのは清掃員、借りたことすら覚えていなく「借りるともらうの区別がついていない」というのは普通です。
事実海外のメディアでは日本人の小学生や中学生が学校をきれいにする「清掃時間」に関しては大変感心しています。
またトイレ、キッチン、お風呂などの水回りをはじめ町を歩いていても生ごみが町中に溢れているということは滅多にありません。

そんなことを知らずに海外にへ行くとバックパッカーは驚き、「こんなに汚いのは嫌だ!」となり旅がつらく思えてきます。
2 トイレ
衛生状態とかぶりますが「日本のトイレは世界ナンバーワン」といっても過言ではないです。
トイレに入り「紙がある」「水が流れる」「鍵がついている」「外から中がみえない」「臭いがそこまできつくない」「ウォシュレットがついている」というのが当たり前になっている日本ですが、これらがない国というのはたくさんあります。
水が流れないと前の人が脱糞した上にまた脱糞するというような現象はおきるのはごく普通で数人が使用した後は「山積み状態」、きつい尿の異臭でとても心地いいものではないですし、おまけにトイレを使うと「お金」をとられます。

こんなの聞いてない!とバックパッカーをしていると大変です。
3 予算との戦い
短い期間や余裕があれば平気ですが中には「貧乏大学生の旅」「できるだけ長く旅をしたい」「トラブルに遭う」という方もおり、切り詰めすぎて切羽詰まったりしてしまいます。
計画的にバックパッカーをするのはいいですがたまには「予想もしていなかった出費」「盗難にあった」などのトラブルは旅にはつきものですし、それらを取り返すかのように節約をしてしまうと大変です。
これは僕の経験ですがネパールのカスマンデューからインドのデリーへ車で向かうはずだったのですが、雨で道が悪く通行止めになりやむなく飛行機で行かなければなりませんでした。
本来なら2000円ほどの所を2万円かかりましたし、僕が知り合ったバックパッカーは貴重品を盗まれパスポートの新たな申請やそれに関する滞在費なども大幅にかかってしまいました。
お金の余裕は旅には必須ですし急遽予定を変更せざるえないことなどもありタフです。
>>バックパッカー旅行の予算ってどれくらい必要?【ザックリなまとめ】
4 コミュニケーション能力
バックパッカーは「英語だけできればOK」と思いがちですが現実は違います。

中国語、ロシア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、など話せれば話せるほどいいですがこれだけの国の言葉を理解できる人は少ないですね。
もちろん言葉はそこまで重要ではなく他にもコミュニケーションをとる方法はあり「ジェスチャー」「顔の表情」「ハンドサイン」もありある程度簡単な意思疎通はできますが、流暢な言葉をはなせることに越したことはないです。
トラブルに巻き込まれるとその事情を詳細に説明したり、体調を崩して誰かのヘルプが必要な時には苦労することが多いです。
5 知識の欠如
バックパッカーをしているとたくさんの国の方と会い、話しますがその中で「日本でこれはどうなってんの?」「日本はなぜそういう風にしているの?」と聞かれますが、大抵の人は答えらえません。
そもそも「外国人がそういうふうに日本を見ていたなんて知らなかった」「考えたこともなかった」というがあり、そのことに関しての自分の知識が追い付いていないです。
もちろんこれプラス「英語で論理的に説明する能力」が求められます。
「日本はくじらやイルカを食べるけど世界がこれだけ批判しているのやめないのはなぜ?」「なぜ日本では平仮名、カタカナ、漢字と分けて使うの?一つに絞ったほうがわかりやすいよね?」「日本は原子爆弾をアメリカに落とされたけど、アメリカを批判する人は少ないみたい、何で?」といった質問を僕はちなみに聞かれました。

恥をかくというのはそこまでないですが、何も知らずに自己嫌悪に陥ります。
6 交渉術
バックパッカーで旅をしていると避けれないのが「交渉」です。
日本では何をするときも値段が決まっておりその金額を払うというのは一部を除いてですが普通です。
ですが海外に行くと、「宿の値段」「タクシーの値段」「買い物」などすべてに関して交渉が必要になり、ボッタくりに遭う、泣き寝入りするというのはバックパッカーなら誰でも経験します。
旅をする資金はしっかりあっても100円の相場の物を1000円で買わされたりたときには怒りと悔しさがこみ上げてきます。
もちろんこれは日本人からすれば「ボッタくり」「詐欺行為」にあたります。ですが外国人からすれば「双方が納得した売買」ということで何の問題もありません。文句を言ったところで軽くあしらわれます。
相手の言い値を受け入れるか粘り強く交渉するかは自分次第ですし、交渉する力がないと金銭的に損をするのは確実です。

いい方は悪いですがなれると「相手を騙す」というところまでいきます。※よい子はマネしないでね
>>【そんなことってあるの!?】バックパッカー旅行に疲れた【原因と対処法】
7 飲酒
バックパッカーの旅をしていると同じ部屋に泊まった人から誘われて飲みに出かけることが多くなります。
「特に予定もないし行ってみようかなー」となりますがそこで目にするのが外国人の飲む量の半端なさ。日本でもお酒を飲む文化はありますが、彼らの飲む量は度を越えていることが多く、その場にいる自分も飲まされます。
ドリンキングゲームが始まると相手が強いですし、その後クラブに出かけると踊ります。
たまに違うグループの日本人がぽつんと枠から外れていることも目にしますし場を間違えたなんてことも仕方ないですがあります。
多少とは言わずに大きく羽目を外して「バックパッカーはつらい」となることも多いです。
8 病気
冒頭にも衛生上の問題はあげましたがよくバックパッカーが直面するのは「食中毒」です。
特にインドは格別で「ローカルのレストランは行かない」「道端で売っている物売りからは食品は買わない」「飲み物は沸騰したものしか口にしない」ということをしないと毎日腹痛に見舞わされます。
整腸剤を飲み下痢止めは飲まないほうがよく、体から毒を出したほうがいいのですが、バックパッカーともなると移動が多く長時間トイレがついていないバスに乗らなければならなかったりという理由で下痢が一向に治りません。
現地の薬は微妙だからと言って日本から薬をもっていったりしますが、日本の薬も最初はいいものの何回も繰り返しているとなくなります。

ふんだりけったりの状態で旅行を続けるのはしんどいです。
9 サバイバル
日本とは大きく季節や気温が異なり、体の大きさが違う外国人と旅をするのはきつめです。
普段からスポーツをされる方は平気ですが、「同じツアーに参加していても自分だけが疲れる」「同じような荷物を抱えているのに自分だけ歩くのが遅い」というのも人によってはものすごいハードで「これってサバイバルゲーム?」となってしまう方も多いです。
日本でも夏は暑いですがそれでもせいぜい1か月ほどで年がら年中暑い常夏の国へ行くとなると体力も気力も消耗が激しくなり、体は知らぬ間に悲鳴をあげます。
地元のツアーガイドや体も大きい外国人と共に過ごす時間が長かったりすると相当ハードなことは間違いありません。
まとめ:意外につらいバックパッカーの旅の理由
さて今回は、バックパッカーは、予算と残金のことを考えて計画的に生活するのはつらいの?インターネットでどこにいてもコミュニケーションがとれるけど、旅をしているとそういうものも鬱陶しくなるもの?他にも旅行をしていて大変なことってないの?という方へ書いてきました。
バックパッカーというと楽しいだけ!と思ってしまいがちですが意外にや意外につらいことも多々あります。
今回紹介したもの以外にもあるかもしれませんが、できるだけバックパッカーの旅は楽しいものにしたいですね。
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