今回はこういった方へ書いていきます。
この記事を読むと:
がわかります。
ちなみにこの記事を書いている僕は、バックパッカーで世界50か国以上を周った経験がありまして海外歴は10年程です。
1 バックパッカーの旅は意味がない?【自分探しの結果学生向け】
結論から言うと意味はあります。
もちろんその「意味」とは人それぞれになりますが、海外に行けるいい経験になる、時間がたっぷりある学生時代にしかできない一つのことでもある、などです。
もっと他のことを言うとバックパッカーに行くまでのプロセスであったり自分でやってみること自体が勉強になったりすると思います。
これはバックパッカーでなくてもいいですが、公共機関とやり取りをする、日本語以外の言葉を使って体感してみる、航空券を予約する、ビザを取得する、宿泊所に泊まる、など今までは親と一緒にやっていたようなことにもチャレンジすることです。
普段簡単にできることも自分一人でやってみたり、英語での意思疎通になると意外に難しかったりします。
自分探しの旅で見つかるもの
答えは「自分探しの旅をしても自分がみつからないという結論がみつかる」です。
本当の自分って何だろう?自分がやりたいことしか将来はしたくないな。というのは誰にでもあると思います。
ですが若いうちからそう簡単に自分の一生を捧げてやりたいことが見つかる人自体非常に珍しいです。
Appleの創始者のスティーブジョブズの言葉にこういったものがあります。
I was lucky – I found what I loved to do early in life
若い時に自分自身が本当にやりたいことが見つかったのはラッキーだった
この言葉はシンプルですがものすごく奥が深く「そう簡単に自分がやりたいことは見つからないよ」という意味でもあります。
ラッキーで見つかったものが「自分探しの旅」で見つかるとは限らないです。
時代の変化についていけなくなる可能性
自分ではわからないようなものすごいスピードで時代は進んでいます。
0とは言いませんが、今仮にものすごいやりたい!って思っていたとしても、数年後は時代が変わっていたり、そのやりたいこと自体に需要がなくなってしまうと生きていくこと自体が難しくなったりします。
例えば昔「人力車」というのは日本人の移動手段としてありましたが、今現在の移動の手段と言えば電車、バス、タクシー、自転車などですね。
そして今現在はAIによる自動運転がどんどんシェアを獲得していて、人が車を運転する未来は徐々になくなっていきます。
もし自分のやりたいことが見つかったとしても昔でいう「人力車」だとしたら淘汰されるのは時間の問題ですし、AIによって今現在ある仕事がどんどんロボットに任されていくのは確かです。
一応浅草周辺には観光のアクティビティーとして人力車は残ってはいますがきついですね。
2 バックパッカーをしてわかること
非日常の果て
バックパッカーというと今まで見たことのないもの、したことがないこと、で最初は一つ一つに感動します。
日本から離れておもむくままに旅に出かけますが、だんだんと慣れていきます。
慣れとはベテランになっていく過程に聞こえるかもしれませんが、実は「飽き」だったりします。
非日常が日常に変わってしまうとそこに感動はなくなり、バックパッカーが義務になり、苦痛に変わっていきます。
バックパッカーとは要は旅行です。どんなに楽しい旅行でも毎日していれば人間は飽きます。
答えの多さ
あらゆることに関して「これっていう答えはない」ということがわかります。
もちろんテストに関して言えば答えはいつもありますが生きていくには答えはたくさんあります。
大学に行くのもよし、大学院に行くのもよし、バックパッカーで世界一周もよし、毎日友達と遊び通すのもよし、就職活動に専念するもよしです。
昔の僕はどれが正解なんだろう?どの選択が正しいのか?なんてことは毎日考えていて最終的な答えが「答えはない」と思っていましたが、今思うと答えはありすぎると思ってます。
別にどの選択も誰かに迷惑をかける行為ではないですからね。
何事にも終わりがある
「当たり前だろ」ってなってしまいますが、意外に意識できてなかったりします。
就職した会社で定年まで働く、今やっている仕事を続けていく、と思っていてもいきなり会社でクビになるかもしれませんし、倒産してしまうかもしれません。
自分でこれだ!っと思っていたものでも自分が飽きてしまう、なんてこともあります。
始まりがあれば終わりもあります。
>>【朗報】バックパッカーの末路【その後の人生ってどうなっちゃうの?】
3 バックパッカーの他に自分探しのために何をすればいいのか?
とりあえず動く
バックパッカーをしても本当の自分が見つかる可能性はないし、やりたいことも見つからないかもしれない。から逆に何もやらない。
ということもできますが、何かしないと何も見つからない可能性が大です。
もちろん動けばいいというわけではないので「動きながら考える」が答えです。
別に「考えながら動く」でもいいですがね。
>>バックパッカーしたいけど何からすればいいの??【順を追って説明します】
欲望を満たす
やりたいことがないというの別に恥じらなければならないことではないです。
むしろ自分でやりたいことがわかっている人自体が少ないですし、なければないで「小さい欲望を満たす」とかでいいと思います。
例えばどっかの国へ行ってみたい、あんなかわいい子と行き合ってみたい、イケメンと遊び惚けたい。
こんな感じで十分です。人生は所詮暇つぶしなので。
多様性の受け入れ
日本だけにとどまっていると「こうでなければいけない!」というのがでてきます。
人との接し方はこうするべき、仕事とはこういう風にするべき、人生はこうあるべき、なんてのはザラにあります。
ですがそうするとどうしても視野が狭くなるので「まあこれでもいっかな」なんて考えて受け入れれるとリラックスできます。
言い換えると「それもいいね」「そういうアイディアも斬新だね」となり自然に相手を受け入れ自分のものにもできるのかな?と思ってます。
まとめ
さて今回は、バックパッカーってなんかカッコいいな。自分探しとか自由な感じが羨ましいな。でもその旅の結果得られたものやバックパッカーの意味って何だろう?自分探しの旅ってよく言われているけど自分の本当にやりたいことは旅で見つかるのかな?バックパッカー以外でも何かできることはないかな?というかたへまとめてみました。
バックパッカーの意味はありますが自分探しには向いてないかもです。ですがだからとって意味がないわけではなく、そこから学べることもあります。
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