
今回はこういった方へ書いていきます。
この記事では
をします。
ちなみにこの記事を書いている僕が旅をしてきた国の数は50ほど。なので記事の信頼性は高いと思います。
1 バックパッカーなら知らなきゃダメ我らの聖地
結論から言うとバックパッカーに「聖地」と呼ばれる場所は有名な場所は2つでカオサンロードと重慶大厦(チョンキンマンション)です。
カオサンロード/ バンコク、タイ
「バックパッカーの聖地」といえば、まず最初に名前が挙がるのがカオサンロードです。
カオサンロードはその名の通り「ロード」一本道です。
その一本道の中には格安のゲストハウス、屋台、旅行業者、衣料店、レストラン、インターネットカフェなどのバックパッカーや海外旅行者が必要とするものが全部そろっているといっても過言ではないくらいのたくさんのものが凝縮されている場所です。
海賊版の商品や違法物を売っているようなお店もありバックパッカーの初心者であれば思わず見入ってしまう賑やかなたまり場としても有名です。
タイは基本的には安全な場所ですし治安も中東などの不安定な場所に比べれば安定しています。
それからバンコクの空港は世界各国の都市とのアクセスがとても便利ですので、バックパッカーに出かけられる方というのはまずはバンコクを選びそこを拠点にして、次の街に繰り出します。
ですが近年ではインターネットの普及、たくさんのバックパッカーの経験者さんのブログなどを読めばカオサンロードに立ち寄らなくてもことが足りてしまうのも事実です。
それから数十年前とは違い「タイらしいタイ」というのはカオサンロードで感じるのはほぼ不可能で「ただの観光地」となってきてます。
ですが「バックパッカーの聖地」として例を挙げるのであれば間違いなくカオサンロードですので、立ち寄ってみない手はないですね。
重慶大厦/ 香港、烏龍
カオサンロードとほぼ同レベルで有名な聖地に、重慶大厦(チョンキンマンション)があります。
重慶大厦(チョンキンマンション)は香港の九龍・尖沙咀地区のネイザンロード(弥敦道)に面して建つ、1960年代に開発された複合ビルです。
尖沙咀地区といえば、九龍のなかでも賑わいのあるエリアでたくさんの観光客、ホテル、オフィスやビルといった感じでバックパッカー?と首をかしげるくらいの雰囲気でもあります。
僕もここには泊まったことがあるのですが普段自分が泊まるようなゲストハウス周辺の雰囲気とは全く違っていたのを今でもよく覚えています。
このマンションは17階建てで5棟から成り立っていてたくさんのお店も集結していて、見て周るだけでも楽しいです。
ちなみにこのビルの中には、両替店、衣料店、カレー屋、アフリカ料理店、アジア系の民族衣装店、紳士服の仕立て屋、雑貨店の多さでも知られています。
南アジア・中東・アフリカなどの出身者のコミュニティができている場所でもあって、香港の複雑な民族構成を象徴する建物として、数多くの映画や小説の舞台となっていたりもしてよく認知されています。
重慶大厦はぜひおさえておきたいバックパッカーの聖地ですね。
2 バックパッカーの聖地の定義
結論から言うと「厳密な意味は定義されていない」です。
そもそもですがバックパッカーは宗教ではないですし教会やメッカとは異なります。
仮に何かしらの宗教に入っている方でしたらその地に行くのは義務かもしれないですが、バックパッカーの聖地は意味が違うので行かなくても大丈夫です。
ちなみに英語では聖地を「Holy land」と言いますが、主にイスラエルのようなユダヤ系の情報がよく出てきます。
それでは一体どういった意味でよく使われるのか?
これは僕の個人的な見解ですが、バックパッカーの聖地は「バックパッカーに必要な物が一通りそろっていてかつ、バックパッカーが集まりやすい場所」という感じだと思います。
格安な宿、飲食店、旅の必需品がゲットできるエリア、比較的安全な場所なんかがいい例ですね。
3 バックパッカーが知っておくべき聖地的な道筋
猿岩石ルート
今現在は番組の司会をやられえている有吉弘行さんは過去に「猿岩石」というコンビ名で漫才をやっていました。
そしてその有吉弘行さんが猿岩石として過去に出演した番組で「電波少年」というのがあります。
番組内容は香港からイギリスまで「ヒッチハイク」でいくというもの。
ちなみにルートは香港→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→ネパール→インド→パキスタン→イラン→トルコ→ブルガリア→ルーマニア→ハンガリー→オーストリア→ドイツ→フランス→イギリスです。
お金が無くなってパン一つ買えなかったりとトラブル続きでしたが無事に旅を終えることができています。
※一部ではこの番組はやらせだったのでは?という説もあります。
このルートは今のところ安全面は大丈夫そうですがイランは最近ニュースでもやっているのでいきたい方は事前にチェックをしておくことをおすすめします。
ヒッピートレイル/ Hippie Trail
ヒッピートレイルとは1960年代半ばから1970年代後半にかけてヒッピーやその他の人々がヨーロッパから南アジア、主にインドとネパールへと陸路で行った旅とそのルートです。
ルートはいくつかありますが、典型的な旅のルートは西ヨーロッパのロンドン、コペンハーゲン、ベルリン、パリ、アムステルダム、ミランから出発します。
そしてイスタンブールで道が分かれ、テヘラン、ヘラート、カンダハール、カブール、ラホール、カトマンズ、そして東南アジアに進んでいきます。
もう一つの有名なルートはイスタンブールから、シリア、ジョーダン、イラク、イラン、パキスタン、デリー、ゴア、カトマンズ、バンコクと行きます。
ですが、ヒッピー・トレイルをなぞることは無理ですね。やめたほうがいいです。
このルート上には紛争地域が含まれていて実際にこれらの地域を通ろうとして武装集団につかまり日本人が殺害されてしまったケースもあります。
>>バックパッカーが死亡した恐ろしい事件【ご冥福をお祈り申し上げます】
もし仮に入国できたとしても安全に旅ができる保証はないです。
いつか政治情勢が安定したらいってみたいものですね。
まとめ
今回はバックパッカーの聖地っていったいどこなの?そもそもの聖地の定義って何?簡単にでいいからどんなところなのか教えてほしいな。という方へまとめてみました。
バックパッカーの聖地の定義には厳密な決まりはないですが、定義するとすれば「バックパッカーに必要な物が一通りそろっていてかつ、バックパッカーが集まりやすい場所」そして有名なところではカオサンロードと重慶大厦で、有名なルートは猿岩石のヒッチハイクとヒッピートレイルの道筋があります。
ということでした。
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