今回は、こういった方へ書いていきます。
この記事では
がわかります。
ちなみにこの記事を書いている僕が今までバックパッカーの旅をしてきた国の数は50ほどです。
1 バックパッカーの旅で得るものそして失うものとは?
結論から言うと「旅」から学べることはたくさんあり、自分が生きている人生の過ごし方や考え方を根底からひっくり返すようなことが多く存在します。
以下に例をあげます。
生きれる幸せ
「なんだこれ?」と思ってしまう方が多いのが現状だと思いますが、日本ほどの安全な国は世界的にみても珍しいです。
世界では紛争が今現在起こっている国もたくさんあり、家族や友達、知り合いなどが毎日のように爆弾や病原菌でなくなっています。
僕が知り合ったイラクのバグダッド出身の彼は幼いころ、学校の通学中に武装集団に拉致され幼馴染を目の前で殺害された経験があります。
彼は毎朝家を出て学校に行く前は両親に「今日まで育ててくれてありがとう」と言って家を出ていたそうです。
だって「今日死ぬ」かもしれませんからね。
日本でぼーっとしている間にあっという間に過ぎていく一日とは天と地ほど違います。
日本ではありえないようなことでも世界の人から見れば羨ましがられるほどの生きれる幸せを日本は既に持っています。
調べる能力
普段日本で生活している時には大体の一日のルーティーンは決まっていて大体のことは知っています。
ですが海外に一歩出れば、どこで買い物をするのか?その日は何を食べればいいのか?移動のバスはどういった会社があるのだろう?と調べることがたくさんあります。
わからないことをわからないままにしておくとらちが明かなくなるので、普段からインターネットで「どうすればいいのだろう?」と疑問に思い検索する癖がつきます。
一つ一つ調べていくことによって知識や検索能力も身につきます。
柔軟な物事の考え方
物事は何に関しても計画通りに進むとは限りません。
特にバックパッカーの旅で世界を放浪していると、日本ではありえないようなバスや電車の遅延、故障などが頻繁に起こりがちです。
そんな時でも旅慣れしていくと柔軟性を保ちながらリラックスして対応できるようになっていきます。
それができないのであればこうしよう、あれが無理ならそうしておこう、これは今日はできなさそうだから明日から予定を組みなおそう、などこんにゃくのように柔らかく反応できるようになっていきます。
仕事をしていくうえでも人生を歩んでいくことでも、必要な柔軟性が得られます。
小さなことにこだわらない
日本人はびっくりするくらい物事に関して細かいことがあります。
例えば電車が数分の狂いもなく来る、弁当の隅をつつくような上司の指示、針の穴を通すような正確な数字、などこまかいことにこだわりすぎている部分が多いです。
もちろんそれはそれで日本のいい所なのかもですが、もっと大雑把に生きたほうがストレスなく生きていけるのもまた事実です。
バックパッカーの旅をしていると途中で気づくのが「本当に必要な荷物」はどれだろう?となりますが
旅をすることで余計な物をそぎ落として、精神的にも肉体的にも身軽に人生を送っていけるようになります。
小さいことにこだわらずにザックリでいいんです。
考える時間
バックパッカーの旅は人にもよりますが、海外に行くのであれば移動時間はけっこうなものになります。
待ち時間、フライトの遅延などもありますし、「ボケー」としていられる時間というのは必然的に長くなります。
そんなときには脳もリラックスして普段考えれないようなこともスラスラと考えれたり、意外に探していた答えが簡単に見つかることもあります。
また単に普段の生活から距離を置くことで、いまの自分の状況を俯瞰し、客観的に考えることが、今抱えている問題の解決策を見つけるきっかけになったりもします。
コミュニケーション能力
日本語とは違う言葉でする会話は外国語習得にもつながります。
言葉で伝わらなければ、ジェスチャーや顔表情で相手に意味や意思を伝えることも大変勉強になります。
それから挨拶の仕方や感謝の気持ちの伝えかたもいい例です。
2 バックパッカーの旅で失うもの
得られるものがあれば失うものもあります。
相手を信頼する能力
これは単純に相手を馬鹿正直に信じるということです。
日本で物を盗まれた場合は「盗った人が悪い」盗った人間が悪い。
騙された方は被害者、騙したほうが悪い。
というのがありますが海外では全くの逆で「物は盗られるほうが悪い、自己管理能力がない」「騙されたほうが悪い、知らないのが悪い」
となっているのが現状です。
僕も海外生活は長いですがこの辺の能力に関しては鍛え上げられたのかな?と感じます。
それでもよく騙されますがね。
出世の道
これはバックパッカーの旅に出かける期間や時期にもよります。
僕はそのような企業には務めていませんが、バックパッカーの旅に出かけて帰国すると知り合いからは羨ましがられます。
ですが彼らは出世するためもっとたくさんの給料をもらうためと毎日必死に会社のために働いています。
なかなか会社勤めの方や毎日のように休みなしで働かれている方には長期のバックパッカーの旅に出るというのは難しいですし、上司からの評価も悪くなるかもしれません。
>>【朗報】バックパッカーの末路【その後の人生ってどうなっちゃうの?】
普通の人生
大学を卒業して就職してずっと同じ会社で働くというのは珍しくなってきていますが、このような人生は多分送れません。
とくに長期の休みを必要とする長いバックパッカーの旅であったり、なかなか有給もままならない会社にいる場合にはどうしても時間の確保が難しくなります。
もちろん再就職という形であればチャンスはありますが年齢を重なるごとにそのチャンスは減っていきます。
アルバイトだろうが派遣であろうが気にしない!という方でしたら平気ですが、終身雇用を希望の方にはバックパッカーの旅に出てしまうとうしなうものが多いと思います。
まとめ:バックパッカーの旅で得るものそして失うものとは?
さて今回は、バックパッカーの旅で得られることっていったい何だろう?もちろん得られることがあるということは失うことがあるということ?という方へまとめてみました。
上記からわかるように、旅からは様々なものを得ることができます。ぜひ、充実した時間を過ごして、素敵なバックパッカーの旅にしてください。
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